「リビングからお気に入りの庭を眺める」そんな穏やかな時間を過ごしたいと思いませんか?夜の落ち着いた時間に美しい庭の魅力を味わうには、照明が欠かせません。ライトアップされた夜の庭は、日中とはひと味違う穏やかで神秘的な表情を見せてくれます。

今回は、庭に照明を取り入れるメリットや照明を選ぶ際のポイント、おしゃれな庭づくりに照明を上手に活用する方法をご紹介します。

目次

夜の庭に照明がもたらすメリット

デザイン性の向上

エクステリアと相性の良い照明を選ぶことで、庭のデザイン性を高められます。壁面に光を当てて庭全体をやさしく照らしたり、ガーデンファニチャーに合わせて照明を配置するなど、おしゃれなエクステリア空間の演出には照明が効果的です。

季節感の演出

お庭を明るく照らすことで、四季折々の庭の表情を楽しむことができます。例えば、季節ごとに風合いを変化させるシンボルツリーを優しく照らす演出や、水辺の涼しげな空間のライトアップなどがあげられます。

空間の広がり

照明によって空間にコントラストが生まれ、庭の奥行きや広がりを感じることができます。植栽をスポットライトで照らせばその陰影が美しく浮かび上がり、奥行きのある空間を演出できます。

ガーデンスペースの活用

お庭に照明があれば、夜にもウッドデッキタイルデッキに出て楽しめます。日中はお子さんが楽しむスペース、夜は大人がゆったりくつろぐスペースなど、時間を問わずお庭を有効活用できます。

防犯効果

不審者は人の目が届きにくい場所や見つかりにくい場所から侵入するため、庭を明るく照らすことで防犯効果も期待できます。勝手口や駐輪場などには、人の気配を感じて自動的に点灯するセンサーライトを取り付けて防犯性を高めるのも効果的です。

照明を選ぶ際のポイント

光の色味

光の色味は「色温度」と表され、夕焼けのように赤みがかった光は色温度が低く、くもり空や青空のように白や青みが強い光ほど色温度が高くなります。色温度の低い暖色系は木やレンガと相性が良く、色温度の高い寒色系はコンクリートや石材、金属と相性が良いと言われます。外構やエクステリアと相性の良い照明を選ぶことで一体感が生まれ、デザイン性の高い庭を作ることができます。

光の量

光の量は、光の全体の量を表す「光束(ルーメン)」と、光が当たっている場所の明るさを表す「照度(ルクス)」などの数値で表されます。「照度(ルクス)」は照明と照らすものの距離によって数値が変わります。

庭の照明といえば暗めの落ち着いた空間をイメージされる方も多いですが、室内から庭を眺めて楽しむにはある程度の明るさも必要です。庭の広さや植栽とのバランス、周囲の環境、目的などに合わせて適切な明るさの照明を選ぶことをおすすめします。

設置場所

照明の設置場所や向きによっては、光が目に入りまぶしく感じることがあります。庭を明るく照らしつつもまぶしさや不快を感じないように、計画を立てて照明を設置しましょう。フードやカバーが付いたグレア対策商品も各メーカーから提供されています。

リビングから庭を眺めるための照明のアイデア

間接照明

壁面や樹木を照らし、柔らかな光で庭全体を包み込みます。光源が直接見えないため目が疲れにくく、リラックス効果が期待できます。

スポットライト

特定の植物やオブジェを照らし、アクセントをつけます。シンボルツリーやお気に入りの場所にスポットをあてて、オリジナリティ溢れるお庭に。

足元灯

足元を照らして安全性を高めるとともに、夜の庭を幻想的に演出します。

庭に照明を取り入れる際の注意点

電気代

庭に照明を取り入れると電気代がかかります。省エネ型の照明を選んだり、タイマーを利用するなど、電気代を節約する方法も検討しましょう。

配線工事

庭に照明を設置するにあたって、配線工事が必要になる場合があります。風雨にさらされる場所の配線工事は、専門業者に依頼されることをおすすめします。

まとめ

夜の庭に照明を取り入れることで、単なる空間から癒しや安らぎを与えてくれる特別な場所に変わります。 庭のデザインやライフスタイルに合わせて、オーダーメイドで計画を立てることが大切です。リビングから眺める庭に、あなただけの特別な演出を加えてみませんか?

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