いつもたくさんのお問い合わせありがとうございます!外構工事専門店のソトリエです。
今回のテーマは、先日ご紹介したタイルデッキと比較されることも多く、たくさんのお客様からお問い合わせを頂く「ウッドデッキ」について詳しくご説明します。
ウッドデッキとは?
ウッドデッキとは、天然木もしくは人工木素材の板材で屋外に作られたデッキのことです。床板構造によってリビングなどの室内とお庭などを同じ高さで繋ぎ、水平移動できることが特徴です。
室内を広く見せることが可能で、アウトドアリビングとしての活用や、お庭のデザインの一つとして人気があります。
ウッドデッキの種類
木材を組んで作られるウッドデッキですが、使われる素材は大きく分けて「人工木」と「天然木」の2種類があります。それぞれの特徴についてご紹介します。
人工木とは?
人工木とは、一般的に「樹脂」と「木粉」を混ぜ合わせ、木材に似せて加工された素材のことを言います。配合比率や成分はメーカーによって異なりますが、どれも天然木より扱いやすく作られています。
ウッドデッキに人工木を使用するメリット
- メンテナンスがラク。
- 天然木よりもコスパが良い。
- 耐久年数が長い。
- カラーやデザインが豊富。
▶関連記事:ウッドデッキの耐用年数や耐荷重はどのくらい?寿命や耐久性は?
ウッドデッキに人工木を使用するデメリット
- 質感が天然木に劣る。
- 表面が熱くなりやすい。
人工木ウッドデッキはこんな方におすすめ
- メンテナンスはラクな方が良い。
- 価格を抑えて長く使いたい。
天然木とは?
天然木とは、人為的な加工が施されていない、自然のままの木材のことを言います。取り扱いは難しく手間もかかりますが、自然な風合いや質感を楽しむことができます。
天然木の種類
天然木にはソフトウッドとハードウッドの2種類があります。
- ソフトウッド:ウエスタンレッドシダーやベルタデッキなど。素材が柔らかく加工がしやすい。ハードウッドより安い。板が反りやすい。
- ハードウッド:ウリンやタンモクウッド、イタウバなど。耐用年数が長く腐りにくい。メンテナンスが比較的ラク。硬い素材のため細かな加工が難しい。
ウッドデッキに天然木を使用するメリット
- 自然な風合いを感じられる。
- ハードウッドは表面の温度が上がりにくい。
ウッドデッキに天然木を使用するデメリット
- ソフトウッドは定期的なメンテナンスが必要。
- 人工木よりもコストがかかる。
天然木のウッドデッキはこんな方におすすめ
- ナチュラルな風合いが好き。
- 自然な褪色や経年劣化を楽しみたい。
人工木と天然木はそれぞれにメリットとデメリットがあり、選ぶ製品によっても仕上がりが異なります。ご自宅に最適な素材については、ぜひソトリエにご相談ください!
ウッドデッキを設置する際に注意したい3つのポイント
せっかくウッドデッキを作ったのに、住み始めたら全然使っていない。スペースがもったいない・・そんな後悔をしないための注意ポイントを3つご紹介します。
1.周囲からの視線対策
お庭が道路や人通りが多い道に面していると、周囲からの視線が気になってくつろぐことができません。目隠しフェンスを設置することで、プライバシーを保つことが可能となり、お子様やペットの飛び出しも防ぐことができます。ご自宅の外観に合わせたトータルコーディネートも可能です。
ただし、高さのある目隠しフェンスを設置すると、日当たりや風通しが悪くなるというデメリットも。プライバシーと快適性を両立できる高さを考えたり、通気性の良い製品を選ぶことが重要です。専門的な知識を持つプランナーにぜひ相談してみてください。
2.雑草・湿気対策
ウッドデッキの下には空間があります。地面のままでは雑草が生えて害虫の発生にも繋がりますので、防草シートや砂利を敷いて雑草対策をする必要があります。
また水はけが良くないと湿気がこもりやすく、シロアリの原因にもなります。ウッドデッキに勾配を付けたり、日当たりや風通しを考慮した施工で、しっかりと湿気対策を行いましょう。
3.メンテナンス性
隙間にたまりやすい砂ぼこりをこまめに取り除く、季節ごとにデッキブラシで汚れを落とすといった清掃を行います。
人工木や天然木(ハードウッド)はメンテナンスがほとんど必要ありませんが、天然木(ソフトウッド)は保護塗料の塗り替え作業が必要です。
ウッドデッキは選ぶ素材や製品によって、それぞれにメリットとデメリットがあります。
おしゃれでデザイン性の高いウッドデッキや、お手入れが簡単なウッドデッキなど、ご自身の理想に合うものを選んで快適なリラックススペースを作りましょう!
ソトリエでは経験豊富なプランナーが、ウッドデッキ以外のお庭の活用方法についてもご相談を承ります。ぜひお気軽にご相談ください。
皆さんは「お天気のよい休日のお庭」と聞くとどんなイメージが湧きますか?
- ランチやお茶でのんびり
- お友達とバーベキューをする
- お子様が安心して遊べる
- ペットが走り回って楽しむ
他には、平日に溜まった洗濯物を思いっきり干したい!!という方もいらっしゃるでしょうか?
「アウトドアリビング」や「セカンドリビング」と表現されることもあるように、お庭をリビングの延長線上と考え、もう一つの家族の集まる場所としてデッキを検討される方が増えています。
今回はそんなアウトドアリビングにもおすすめの「タイルデッキ」の特徴や魅力をご紹介します!
タイルデッキとは?
タイルデッキとは、床面や側面にタイルをあしらったデッキスペースのことです。基礎の土台をコンクリートで作り、タイルを1枚ずつ手作業で接着していきます。施工には細やかな技術が求められ、職人の腕が仕上がりを左右します。
タイルは土や石を粉砕して高温で焼いた陶磁器で、種類や色味が豊富なところが魅力の一つ。明るい色味を選べることや、高級感を演出できることも人気の理由となっています。
タイルの種類
木目、石目、アルミ色、エンボス調などがあります。質感やデザイン・サイズも豊富で、組み合わせを楽しむこともできます。
タイルデッキのメリット
タイルデッキのメリットを3つ紹介します。
お掃除がラク!雑草対策にも
バーベキューやお庭遊びでデッキが汚れてしまったときは、水を撒いてブラシでこすれば大体の汚れは落とすことができます。耐熱性があり、熱いものをこぼしても心配ありません。
雑草対策にもなるので、草むしりも不要です。
劣化が少なくメンテナンスが簡単
経年劣化がほとんどなく、ささくれやキズの心配がありません。天然木のような定期的なメンテナンスは不要です。気になった時に簡単なお掃除をして頂くだけで、長くキレイにお過ごしいただけます。
硬いものを落として割れてしまった場合などは、その部分だけ貼りなおすこともできます。
バリエーションが豊富
タイルデッキは明るい色味や質感から選ぶことができます。木目調を選べば、ウッドデッキのような自然な風合いを演出することも可能です。
色や素材の組み合わせなど、デザインにこだわりたい方にはタイルデッキがおすすめです。
タイルデッキのデメリット
ここからは、タイルデッキのデメリットを3つ紹介します。
ウッドデッキよりも施工費用が上がる
ウッドデッキに比べると施工費用は高くなります。タイルデッキの土台となる基礎工事が必要で、施工場所やタイルの種類によってもコストがかさむことがあります。
ただし定期的なメンテナンスが不要ですので、設置後の費用はほとんどかかりません。
雨の日は滑りやすい
タイルは水分を弾く性質があり水分が吸収されず表面に残るため、雨の日は滑りやすくなります。滑りにくい素材を選ぶことで軽減できますので、心配な方はプランナーさんに相談してみてください。
日差しの照り返しが強い
タイルは焼き物ですので、日差しの影響を受け高温になりやすいデメリットがあります。特に夏場は日差しの照り返しが強く、タイル部分が高温になることも。また、白に近い明るい色味のタイルデッキは、日差しの反射がまぶしく感じることもあります。
日当たりの良いお庭には、日よけも含めたトータルコーディネートがおすすめです。
⇒関連記事:【夏対策】ウッドデッキを快適空間に!屋根があると良い理由と日よけの選び方
タイルデッキを設置された方の後悔やお悩み
続いて、タイルデッキを設置されたお客様の後悔やお悩みをご紹介します。
- 日当たりが良すぎて高温に・・子どもやペットがやけどしないか心配
- 少しの段差が意外と不便。昇り降りが大変で使わなくなった
- もう少し広くすれば良かった。狭くて思ったより使えない・・
- 外からの視線が気になって結局あまり使っていない
- デッキ以外の部分がほったらかしのまま。見た目が悪くて人を呼べない
気になる部分が見つかると、せっかくのお庭も活用されず後悔することに・・タイルデッキに関するこういった後悔やお悩みのほとんどは、豊富な経験と知識を持つプランナーに相談することで解決できます。新築やリフォームを問わず、一度外構工事専門店に相談してみてください。
タイルデッキはこんな方におすすめ
- 高級感のあるデザインが好き
- デザインや色にこだわりたい
- デッキを清潔に保ちたい
- 掃除やメンテナンスは楽な方がいい
タイルデッキのご相談はソトリエへ
ソトリエのプランナーなら、豊富な施工実績を活かして様々なプランをご提案できます。
何気ない会話から理想のお庭づくりのヒントを探し、お客様お一人おひとりに心を込めて対応させて頂きます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。