【ウッドデッキの選び方】天然木?人工木?後悔しないポイント3つ
いつもたくさんのお問い合わせありがとうございます!外構工事専門店のソトリエです。
今回のテーマは、先日ご紹介したタイルデッキと比較されることも多く、たくさんのお客様からお問い合わせを頂く「ウッドデッキ」について詳しくご説明します。
ウッドデッキとは?
ウッドデッキとは、天然木もしくは人工木素材の板材で屋外に作られたデッキのことです。床板構造によってリビングなどの室内とお庭などを同じ高さで繋ぎ、水平移動できることが特徴です。
室内を広く見せることが可能で、アウトドアリビングとしての活用や、お庭のデザインの一つとして人気があります。
ウッドデッキの種類
木材を組んで作られるウッドデッキですが、使われる素材は大きく分けて「人工木」と「天然木」の2種類があります。それぞれの特徴についてご紹介します。
人工木とは?
人工木とは、一般的に「樹脂」と「木粉」を混ぜ合わせ、木材に似せて加工された素材のことを言います。配合比率や成分はメーカーによって異なりますが、どれも天然木より扱いやすく作られています。
ウッドデッキに人工木を使用するメリット
- メンテナンスがラク。
- 天然木よりもコスパが良い。
- 耐久年数が長い。
- カラーやデザインが豊富。
▶関連記事:ウッドデッキの耐用年数や耐荷重はどのくらい?寿命や耐久性は?
ウッドデッキに人工木を使用するデメリット
- 質感が天然木に劣る。
- 表面が熱くなりやすい。
人工木ウッドデッキはこんな方におすすめ
- メンテナンスはラクな方が良い。
- 価格を抑えて長く使いたい。
天然木とは?
天然木とは、人為的な加工が施されていない、自然のままの木材のことを言います。取り扱いは難しく手間もかかりますが、自然な風合いや質感を楽しむことができます。
天然木の種類
天然木にはソフトウッドとハードウッドの2種類があります。
- ソフトウッド:ウエスタンレッドシダーやベルタデッキなど。素材が柔らかく加工がしやすい。ハードウッドより安い。板が反りやすい。
- ハードウッド:ウリンやタンモクウッド、イタウバなど。耐用年数が長く腐りにくい。メンテナンスが比較的ラク。硬い素材のため細かな加工が難しい。
ウッドデッキに天然木を使用するメリット
- 自然な風合いを感じられる。
- ハードウッドは表面の温度が上がりにくい。
ウッドデッキに天然木を使用するデメリット
- ソフトウッドは定期的なメンテナンスが必要。
- 人工木よりもコストがかかる。
天然木のウッドデッキはこんな方におすすめ
- ナチュラルな風合いが好き。
- 自然な褪色や経年劣化を楽しみたい。
人工木と天然木はそれぞれにメリットとデメリットがあり、選ぶ製品によっても仕上がりが異なります。ご自宅に最適な素材については、ぜひソトリエにご相談ください!
ウッドデッキを設置する際に注意したい3つのポイント
せっかくウッドデッキを作ったのに、住み始めたら全然使っていない。スペースがもったいない・・そんな後悔をしないための注意ポイントを3つご紹介します。
1.周囲からの視線対策
お庭が道路や人通りが多い道に面していると、周囲からの視線が気になってくつろぐことができません。目隠しフェンスを設置することで、プライバシーを保つことが可能となり、お子様やペットの飛び出しも防ぐことができます。ご自宅の外観に合わせたトータルコーディネートも可能です。
ただし、高さのある目隠しフェンスを設置すると、日当たりや風通しが悪くなるというデメリットも。プライバシーと快適性を両立できる高さを考えたり、通気性の良い製品を選ぶことが重要です。専門的な知識を持つプランナーにぜひ相談してみてください。
2.雑草・湿気対策
ウッドデッキの下には空間があります。地面のままでは雑草が生えて害虫の発生にも繋がりますので、防草シートや砂利を敷いて雑草対策をする必要があります。
また水はけが良くないと湿気がこもりやすく、シロアリの原因にもなります。ウッドデッキに勾配を付けたり、日当たりや風通しを考慮した施工で、しっかりと湿気対策を行いましょう。
3.メンテナンス性
隙間にたまりやすい砂ぼこりをこまめに取り除く、季節ごとにデッキブラシで汚れを落とすといった清掃を行います。
人工木や天然木(ハードウッド)はメンテナンスがほとんど必要ありませんが、天然木(ソフトウッド)は保護塗料の塗り替え作業が必要です。
ウッドデッキは選ぶ素材や製品によって、それぞれにメリットとデメリットがあります。
おしゃれでデザイン性の高いウッドデッキや、お手入れが簡単なウッドデッキなど、ご自身の理想に合うものを選んで快適なリラックススペースを作りましょう!
ソトリエでは経験豊富なプランナーが、ウッドデッキ以外のお庭の活用方法についてもご相談を承ります。ぜひお気軽にご相談ください。