お家の外構をどんな風にしようかな?
理想の外構イメージを調べたり、予算内でやりたいことを伝える時に「よく見るあれって何て言うの?」と思ったことはありませんか?

今回は、これから外構工事を検討される皆様に知って欲しい、よく使われる外構用語や名称をご紹介します!

よく使われる外構・エクステリア用語

ご要望の多い施工内容と、打合せやお見積書によく使われる用語をまとめました。

あ行

アプローチ

道路から門を経て建物の入口までの通路を指す。主に門周りから玄関まで。

洗い出し

モルタルやコンクリートが完全に固まる前に表面を水で洗い流し、砂利や石を露出させる仕上げのこと。耐久性が高く、駐車スペースやアプローチ床に滑り止めの目的で利用される。

犬走り(いぬばしり)

建物の周りを取り囲むように施工された、幅数十cm~1m前後の細長い通路。雨水の跳ね返りから建物を保護するために設けられている。

インターロッキング

コンクリートがお互いにかみ合うような形にして舗装し、荷重を分散させたり吸水性を高める施工方法。ブロックの形状や色が豊富で、デザイン性を持たせたい方におすすめ。

ウッドデッキ

天然木材または人工木(樹脂)で作られた床で、リビングなどの室内と同じ高さで屋外に作られたスペース。同じ高さのスペースが続くことで室内を広く見せることが可能で、アウトドアリビングとしても人気。詳細はこちらをご覧ください。
▶関連記事:ウッドデッキの耐用年数や耐荷重はどのくらい?寿命や耐久性は?

オープン外構

敷地を囲わない開けたスタイルの外構工事。詳細はこちらをご覧ください。

か行

機能門柱

インターホン、表札、照明、ポストが一体となどを組み込んだエクステリア製品。

化粧ブロック

コンクリートブロックの表面にリブデザインや凹凸を施して、デザイン性を持たせたブロック。商品例はこちらをご覧下さい。

クローズド外構

敷地を覆う閉じたスタイルの外構工事。詳細はこちらをご覧ください。

さ行

砕石

細かく砕いた石。土間コンクリートの下地としても使われる。

散水栓

地面の中に散水栓用のボックスを埋め込み、蛇口にホースを繋いで使用する外部水栓。庭掃除や草木の水やり、洗車やプール遊びなどに使われる。参考:立水栓

シャッターゲート

アーチ部分とシャッターを一体型にした車庫前ゲート。防犯性能が高く、砂ぼこりや飛来物から愛車を守る役割も持つ。

シンボルツリー

庭や家を引き立てる目的で目につきやすい位置に植えられ、その家の象徴となる樹木のこと。樹形の良いものやメンテナンスが比較的容易なものが人気。

▶関連記事:おすすめのシンボルツリーは?選ぶ際のポイントは?

セミオープン外構

オープン外構とクローズド外構両方の要素を取り入れた外構スタイルで、日本で一番多く見られる外構工事。詳細はこちらをご覧ください。

た行

タイルデッキ

床面や側面にタイルをあしらったデッキスペースのこと。リビングなどの室内と同じ高さで屋外に設置される。詳細はこちらをご覧ください。

▶関連記事:タイルデッキでおしゃれなお庭に!メリットは?ウッドデッキとの違いは?

土留め

高低差のある敷地で、法面や段差から土が崩れるのを防ぐために行う対策のこと。コンクリート擁壁、石積み、ブロック積みなど施工方法はさまざま。

土間コンクリート

お庭や駐車場などの地面を、平面的に打設(舗装)するコンクリートのこと。コテ仕上げや刷毛引き仕上げなどの仕上げ方法がある。参考:目地

は行

ピンコロ石

花こう岩を切り出した80mm~100mm程度の立方体の石材。表面に凹凸があるものや、平らに仕上げられたものがあり、色のバリエーションも豊富。玄関アプローチや階段、花壇などに使用される。

ま行

枕木

元々は線路の下に敷かれる部材。天然木やコンクリート擬木、樹脂擬木、アルミ柱などの素材があり、門柱や目隠し代わりに立てて使用したり、アプローチに敷いて使う。

水勾配

雨水などの排水を目的につける緩やかな勾配のこと。ウッドデッキやタイルデッキ、その他の床面に用いられる。

目地

コンクリートのひび割れを防ぐために入れられるスリット。すき間に砂利、人口芝、レンガやピンコロ石を敷いてアレンジすることも可能。

門柱

玄関先にある独立した壁状の構造物。ブロックやレンガを積み上げて、ポストや表札・照明・インターホンなどを取り付けてカスタマイズしたものを造作門柱という。

ら行

乱形石

天然の石材で、様々な形状の石をすき間なく並べる乱石貼りに使用される。アプローチや玄関ポーチの舗装のほかに、塀や門柱のワンポイントとして使用されることもある。

立水栓

柱に蛇口を取り付けて設置する水栓。蛇口が高い位置にあり、ガーデンパンなどの水受けを併せて設置することが多い。吐水口が2つ付いたものやお湯を使用できるものなど、種類やデザインも豊富。参考:散水栓

▶関連記事:立水栓はこんな方におすすめ!メリットやデメリットと意外な使い方

ロックガーデン

岩石と植物を配置して、自然そのままの姿を楽しむガーデンスタイル。ドライガーデンやリゾートガーデンなどいくつかの種類がある。

これらの用語は企業によって解釈が異なることがあります。ご不明な点は担当者へご確認ください。

外構のご依頼は外構工事専門店へ

ご自宅の新築時には、なにかと後回しになりがちな外構工事。建物と同様にお気に入りのテイストで暮らしやすい外構をお求めなら、ぜひ外構工事専門店にご依頼ください!

外構工事専門店のSOTORIEは、お客様のご要望に寄り添ったプラン作りを得意としています。

初めての外構工事で、どの業者に頼めば良いか悩んでいらっしゃる方は、ビギナーズガイドも参考にしてみてくださいね。

無料相談・お問い合わせはこちら

いつもたくさんのご依頼ありがとうございます!
外構工事専門店のソトリエです。

ハウスメーカーとの打ち合わせも進み、外構プランを手にしてみて
「この工事でこんなにかかるの?」
「もっとおしゃれにしたい」
「同じような予算で違ったプランも見てみたい」
などの理由で、外構・エクステリア工事の専門店をお探しの方必見!

今回は主に新築外構・エクステリア工事の相談を始める時期と注意点について解説します。

  1. 外構・エクステリア工事の相談はいつ始めるのが良い?
  2. 初回相談から引き渡しまでどのくらいかかる?
  3. 予算オーバーした見積り→即お断りはもったいない?
  4. ギリギリに相談するデメリット3つ
  5. 外構工事が遅れた場合のデメリット3つ
  6. 「このプランなら御社ではいくらで出来ますか?」について

それぞれ詳しくご説明します。

1. 外構・エクステリア工事の相談はいつ始めるのが良い?

おすすめは「基礎工事完了後」です。理由は3つあります。

①自宅の間取りが確定していれば、正確な見積りがもらえる。
玄関周りや間取り、窓の位置は、アプローチの長さやフェンスの高さ、エクステリアのサイズを決めるために必要な情報です。
配管の位置も外構工事に関係する、非常に重要な情報です。

②打合せの時間が確保しやすい。
間取りなどが確定した後は打ち合わせもいったん落ち着き、家具や家電などをお探しになる時間が増えてくる頃でしょうか。
外構工事のご相談はどうしても土日のご予約から埋まっていきます。繁忙期や人気プランナーの場合、初回相談が2か月先になることも・・

③これ以降だと引き渡し後すぐの工事に間に合わないことも
詳細は後述しますが、外構工事は様々な原因で予定より遅れることがあります。次にご紹介する期間を参考に、お早めのご相談をぜひご検討ください。

2.初回相談から引き渡しまでどのくらいかかる?

まず、初回のご相談からプラン提出までに2週間程度かかります。その後、数回のお打ち合わせを経てプラン完成後、ご契約頂いた後に工事開始となります。
工事の期間は、単体の簡単なものなら数日。通常は数週間かかることが多く、施工規模や内容によって前後しますが、相談からお引き渡しまでは最短で2か月ほどです。
趣向を凝らしたプランや人気のエクステリアの場合、長ければ半年かかることもあります。平均すると4-5か月といったところでしょうか。

3.予算オーバーした見積り→即お断りはもったいない?

1回目のご提案にはお客様のご要望が全て盛り込まれており、予算オーバーになることがほとんどです。そこからブラッシュアップしていくことでデザイン・価格ともに満足いくものになります。数回のお打ち合わせとプラン作成には時間が必要ですが、納得のいく外構を手に入れるためにもお勧めいたします。


さてここからは、余裕がない状態で急いで外構工事を手配した場合のデメリットをご紹介します。

4.ギリギリに相談するとどうなる?デメリット3つ

引き渡し間近になってから外構工事のご相談を始めた場合、大きく3つのデメリットがあります。

①予算が足りない
ハウスメーカーに外構工事の分も予算を確保してもらっていたけれど、実際のプランをみたら物足りない・・・。希望の外構に近づけたら予算が全然足りなかったというお客様は多くいらっしゃいます。

②住宅ローンに組み込めない
外構工事の費用も住宅ローンに含めることができます。ただし、本申請の際に必要となる見積書・契約書などの書類を揃える手間がかかります。
書類が期日までに揃わない場合や審査が通らなかった場合、リフォームローンなどを利用する方法もありますが、外構工事専門店に依頼する場合は早めの準備が肝心です。

③工事が間に合わない
ご契約順に工事日程を組んでいきますので、ご入居間近のご相談ではご希望の日程での工事が難しくなります。工事が遅れると、次項のようなお困りごとが起きてしまうことがあります。

5.外構工事が遅れた場合は何に困る?デメリット3つ

ご入居から外構工事完了までに日数がかかってしまう場合のデメリットは3つあります。

①駐車場代など余分な費用がかかる
工事期間中はお車を近隣駐車場へお停め頂くことになり、費用は原則お客様負担となります。
バイクや自転車、その他のお荷物などが敷地内に置けない間は、保管場所をご自身で確保して頂く必要があります。

②エアコンの室外機が設置できない、再設置が必要になる
エアコンの室外機は少しの移動でもガス漏れや故障の原因になることがあります。外構工事完了までエアコンの取り付けをお待ちいただくか、先に取り付けられた場合は再設置が必要になることもあります。

③周囲からの視線が気になる、家の周りが暗いなど防犯面の不安
玄関アプローチや駐車場の照明、リビング横のフェンスなど安心できる生活に欠かせない工事が遅れることで、セキュリティ面でのご不安を招くこともあります。

外構工事は「天候不良」「資材の納期遅延や在庫切れ」「近隣トラブル」などでも遅れることがあります。ご近所様への配慮を欠かさず、余裕を持った工事日程で快適な暮らしを目指しましょう。

6.「このプランなら御社ではいくらで出来ますか?」について

最後は余談になりますが、私たちは他社様のプランで見積りや施工は致しません。
「 決まったプランで見積りを出してもらうだけなら、打合せもいらないし早いでしょ?」という訳にはまいりません。

図面には著作権があります。 多くの時間と労力をかけ、想いを込めて他社様が作成された図面を使うことはモラルに反します。
ソトリエでは、私たちが考える最適なプランをご提案することでご要望にお応えしてまいります。

余裕を持ったご相談で、お気に入りの外構をオトクに手に入れてくださいね!

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